Design Policy 住戸設計
ハウスノーヴァ施工例
ハウスノーヴァ施工例
武蔵野市吉祥寺北町四丁目。良好な住環境を背景に、
人生を謳歌するための住まいが果たすべき本質とは何か。
都市に暮らすという選択に安心感を。
外部からの視線や環境要因には穏やかに背を向け、
内部には自然の潤いや家族の気配をやさしく受け入れる。
私たちは本計画の設計を通じて、都市住宅における
“豊かなプライベート空間”を丁寧に創りあげます。
表通りに対して塀や植栽、目隠しウォールをバランスよく配置。地域の景観とシーンを切り替えます。
敷地内の開発道路に対しては、素材や高さのルールを共通化。全7区画の街並みに一体感と落ち着きを演出。
カーポートや自転車置き場といった機能部分も、景観の一部として修景。生活感を感じさせない仕掛けを施します。
内に対して開く住戸設計。都市生活においてプライベート空間の充実は重要度の高いエレメントの一つです。
通りに面した玄関には目隠し用のウォールを採用することで、玄関を開いても宅内が見えないように配慮。来客時もご家族の日常も、落ち着いた時間が流れる迎えの空間になります。
各邸の南側には高めのウォールや植栽に囲まれたウッドデッキを。プライベート性の高い「アウトドアリビング」を配置することで、人目を気にせず自然を感じることができます。
動線計画は設計の基本。カッコよさやゆとりをだけを意識するのではなく、住まい手の暮らしやすさも大切です。
洗面・脱衣・バス・トイレを1ラインに配置することで、朝の身支度や毎日の家事によるストレスを軽減します。
リビング階段と吹き抜が上下階の空間に連続性を生み、視線や空気の抜けが家族の気配をもたらしてくれます。
家族全員で共有できるファミリークローゼットを設けることで、日々の整理整頓を自然にサポートします。
構造や機能的な住まいのクオリティを高めたうえで、設計面でも日本の四季を意識したパッシブデザインを取り入れます。
南面の大きな開口には、季節による太陽光の角度を考慮した庇を設置。角度が低い冬は陽射しを取り入れ、夏はしっかりと遮ります。
春や秋の過ごしやすい季節は、外の心地よさを内に取り入れたい。風の流れを考慮した窓の配置で、風の通り道をつくります。
住戸設計方針はこの地に相応しい設計を考察したものです。必要に応じて中庭・光庭の取り組みや
外からの視線を遮りながら、光や風を存分に取り込む設計、
ライフステージに合わせたワークスペースや二世帯化など、ご要望に応じたプランをご提案いたします。
設 計
本計画地を視察して感じたことは、環境のよさ、住宅地としてのポテンシャルの高さです。
これほど良好な環境に建てられる住まいが、ただ暮らす場所であるのは悲しい。
この地に暮らすご家族の心が、柔らかくほどける「静かな居場所」であってほしいと想いました。
都市の喧騒からふんわりと距離を置きながらも、
内では光や風、家族のぬくもりをしっかり感じられる「静域」のような住まい。
デザイン性・機能性・将来性、それぞれの視点から
ご家族のライフスタイルに寄り添い、個別のプランニングを承ります。
ご希望やこだわりを、ぜひ私たちにお聞かせください。